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白内障に効果があるとされる点眼薬がありますが、その原因が老化となると、「若返りの万能薬」がないのと同じように点眼で白内障が治る事までは現時点では期待できず、進行防止薬と思った方がいいと思います。視力、見え方の質の『改善』を期待するのであれば、手術治療の適応となります。現在の白内障手術は、技術的には進行度合いに関わらず、ほぼ何時でも可能です。いつ手術をするかは、患者さん自身が手術を必要とするようになった時、ということです。例えば、運転が業務の方で白内障による霞み目、まぶしさで仕事に危険を感じる方などは、裸眼視力が1.0以上あったとしても十分手術適応だと思いますし(現実にそのような方もおられました)、逆にたとえ視力が0.1〜0.2になっていても殆ど家の中にいるお年寄りの中には「私は全然不自由はないですよ」という方もおられ、そのような方には敢えて手術をお勧めはしません。また、白内障手術自体の危険性は極めて低いものですが、合併症による視力低下の可能性は100%完全にゼロではないので、片方の目が何かの理由で失明している方などは若干手術時期についても慎重になるようにアドバイスすることもあります。
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